<バスケットボールBリーグ:北海道71-85栃木>◇13日◇北海きたえーる
北海道は71-85で栃木に敗れ、3連勝はならなかった。東海大四(現東海大札幌)高時代の同級生、北海道・西川貴之(24)と栃木の須田侑太郎(24)が今季初対戦。元NBAの田臥勇太(36)らと華麗なパスワークを披露した須田に軍配が上がった。
高校時代は同じ体育館で、同じ目標を目指した間柄だ。3年時はウインターカップに出場。シュートの打ち合いとなった1回戦の文星芸大付(栃木)で、須田が35点、西川が19点とチーム1、2位の得点を挙げた。89-90の1点差で敗れたが、2人の力を全国に示した。現在も東海大札幌高で指導する佐々木睦己監督(51)は「夏の総体出場を逃してからの須田の精神力、西川の努力は、すさまじいものがあった」と、当時を振り返る。
大学は西川が明大、須田が東海大に進学。学生生活最後のインカレでは、東海大が優勝、明大が準優勝で、そろって優秀選手賞を獲得した。高校時代は登下校がいつも一緒。練習の帰り道で「いつか2人で北海道のプロチームを盛り上げよう」(須田)と誓い合った。西川が先に北海道のチームで主力となり、今年7月には日本代表まで駆け上がった。須田は練習生から結果を残してプロ契約。「最高の友であり、ライバルだと思う」と佐々木監督は言う。
この日は、第2Q途中から出場した須田が出場から2分弱でシュートを決め、守備でも堅いマークで折茂らの得点を封じた。「札幌での試合。楽しくできた」と須田。右太もも打撲で動きに精細を欠いた西川は、第3Q以降出番がなく、唇をかみしめて会場を後にした。今日14日の2戦目もお互いが意識し合いながら、プレーする。【中島洋尚】