１４年ソチ五輪スノーボード女子パラレル大回転銀メダリストで、３月のレースで左膝前十字靱帯（じんたい）を断裂して再建手術を受けた竹内智香（３２＝広島ガス、旭川市出身）が１７日、合宿先の米国に向けて成田空港を出発した。

　「大きなけがは初めてだったが、それほど苦労することなく順調に回復した」と状態の良さをアピール。９月のニュージーランド合宿で雪上練習を開始しており「痛みはない。筋力の左右差もない」と笑顔で話した。約１カ月間の合宿では試合形式の練習を行う予定で「膝のトラブルさえなければ。今季は世界選手権もあるので、そこで勝てるようにしたい」と意気込んだ。