浅田真央SP5位で首位射程圏内 ステップは手応え

<フィギュアスケート:GP第1戦スケートアメリカ>◇第1日◇21日◇米国・シカゴ◇女子ショートプログラム(SP)ほか

 女子SPで浅田真央(25=中京大)が64・47点で5位につけた。

 冒頭のダブルトリプル(2回転半ジャンプ)は難なく成功も、続く連続ジャンプの最初の3回転フリップは回転不足に。「取りこぼしたくない」と話していたステップで最高レベルから1つ低い3と認定されるなど、細かなミスで得点は伸びなかった。

 それでも演技後は、小さくうなずき満足そうな表情を浮かべた。今季初戦のフィンランディア杯後にカナダ・トロントで重点的に練習してきたステップは「初戦より良かった」と手応えがあった。首位ワグナーとは5・03点差と射程圏内。「しっかり確認して、明日は(ステップでレベル4を)取れたらいいなと思います。評価してもらえたら」と翌日のフリーへ気持ちを切り替えていた。