＜フィギュアスケート：ＧＰ第１戦スケートアメリカ＞◇第２日◇２２日◇米国・シカゴ◇女子フリーほか

　ＳＰ１０位と大きく出遅れた村上佳菜子は、フリーでも自己ベストから約３５点下回る低調な出来だった。ダウングレードが１つ、回転不足が２つと課題のジャンプに再び苦しみ「良くなかったが、これが今の自分の実力」と表情をこわばらせた。

　２０１４年の４大陸選手権女王は、ここ最近の低迷から脱却するきっかけをつかめなかった。「（ジャンプを）思い切って跳んでこれ。まだまだ練習が必要」と反省しきりだった。