関学大が全勝対決制し5連勝、関大倒す アメフット

TDランを決める関学大QB伊豆(撮影・中島万季)

<関西学生アメリカンフットボール:関学大37-2関大>◇23日◇第5節最終日◇神戸市王子スタジアム

 全勝同士の対決は関学大が5TDを決めて関大に快勝し、開幕5連勝を飾った。

 関学大は第1クオーター(Q)にQB伊豆充弘(4年)が71ヤードTDパスで先制した。その後セーフティーで2点を失ったが、第2Q以降も攻撃の手を緩めず、第2Q12分にRB加藤隆之(4年)が20ヤードTDランを挙げるなど、計454ヤードの猛攻で一蹴した。

 関学大の鳥内秀晃監督(57)は「流れを早い段階で取れたことが大きい。伊豆はまだ(ボールを)持ちすぎるところがあったが、前よりもタイミングが合ってきた」と振り返った。

 関大の板井征人監督(45)は「ディフェンスは頑張っていたけど、オフェンスはラインが勝っているか、パスが通らないとしんどい」と肩を落とした。