東京五輪ゴルフ場を国際ゴルフ連盟会長が高く評価

 国際ゴルフ連盟(IGF)のピーター・ドーソン会長は26日、東京都内で記者会見を行い、2020年東京五輪の会場となる埼玉県の霞ケ関CCの準備状況について「これまでの結果に満足している」と高く評価した。

 25日にコースを視察した同会長は「最高の選手たちでも大きな試練になるだろう」と話し、強豪の力量が試される難しい設定を予想した。

 112年ぶりにゴルフが五輪競技に復活したリオデジャネイロ大会ではコースを新設。東京大会は都心から約50キロ離れた霞ケ関CCが選ばれ、米国の設計家の監修で改修された。

 また、一部選手らから団体戦などへの変更を求める声が出ている五輪の競技方式についてドーソン会長は「議論中」とし、来年の春にも国際オリンピック委員会(IOC)と話し合うと述べた。リオ五輪は男女とも、多くのツアー大会と同じ4日間72ホールのストロークプレーによる個人戦で争われた。