日本バドミントン協会が、違法カジノ問題で無期限の試合出場停止とした元日本代表の桃田賢斗(22=NTT東日本)に2020年東京五輪出場の道を開くため、処分を早くても来年5月以降に解除することを検討していることが28日、複数の関係者への取材で分かった。
18年の日本代表選考を兼ねた17年末の全日本総合選手権には出場できるようにする方針という。
バドミントンの五輪出場枠はこれまで大会前の世界ランキングを基に決定されてきた。桃田が東京五輪に出場するためには、日本代表に復帰して国際大会でポイントを稼ぎ、ランキングを上げる必要がある。
日本協会の銭谷欽治専務理事は「最近は真摯(しんし)に勤務した上で練習態度も素晴らしく、慈善活動にも参加している。若い人の可能性を守るのも協会の役目。社会に理解されるように慎重に判断していきたい」と語った。復帰の是非は来年の理事会で判断される。
桃田は今年4月に田児賢一(27=当時NTT東日本、後に解雇)らとともに違法カジノ店で賭博行為をしていたことが発覚して処分を受け、男子シングルスでメダル獲得が有力視されていたリオデジャネイロ五輪出場を逃した。