福岡大大濠2年ぶり初戦突破 「控えも充実が強み」

ドリブルからシュートを決める福岡大大濠・鍵冨太雅主将(中央)

<全国高校バスケットボール選抜優勝大会:福岡大大濠84-62美濃加茂>◇第2日◇24日◇男子1回戦◇東京体育館

 一昨年準優勝の福岡大大濠(福岡)が2年ぶりに初戦を突破した。

 開始早々、西田優太(3年)が連続ファウル。交代させざるを得なくなった。その分、鍵冨太雅主将(3年)を中心に、立野智也(3年)や井上宗一郎(2年)がカバー。総力戦で勝利をつかんだ。「西田の交代で、今までやってきたことが試されていると思った。3年生を中心に控えも充実しているのがウチの強み。前半より後半、今日より明日と、大会を通して成長できるチーム」と、片峯聡太コーチ(28)は期待していた。