正智深谷が金星!総体4強のシード校山形南を下す

速攻からシュートを決める正智深谷の常田耕平(左)

<全国高校バスケット選抜優勝大会:正智深谷79-65山形南>◇第3日◇25日◇男子2回戦◇東京体育館

 正智深谷(埼玉)が総体4強のシード校、山形南(山形)を下す金星を挙げた。

 第4Q、山口颯斗主将や中島修平(ともに3年)常田耕平(2年)らが立て続けにシュートを決めて突き放した。何度も練習試合をして、手の内は知り尽くしている。組み合わせが決まった時点で、対策を練ってきた。「足を使うリバウンドで負けず、高さで最後は勝つ。高い位置からのプレスに対してチームで球を運んで奪われないように徹底した」。

 成田靖コーチ(44)はしてやったり。これで昨年と並ぶベスト16。念願のメインコート(準々決勝進出)まであと1勝だ。