明大中野、平均85・8キロ軽量FW奮闘で花園1勝

後半、トライを決める明大中野CTB亀丸傑(中央)(撮影・奥田泰也)

<高校ラグビー:明大中野31-10和歌山工>◇1回戦◇27日◇花園

 27大会ぶりに出場した明大中野(東京第2)が、和歌山工(和歌山)を下し、紫紺ユニホームの存在感を示した。

 前半5分。NO8加藤諒(3年)が中央にトライを決めて先制。勢いに乗るかと思ったが、ボールを後ろで回す消極的なプレーが続いた。「声を出せ!!」。主将でSHの今井快(3年)が何度も声を張り、後半は同校が得意とする左右にボールを振る「展開ラグビー」が見られた。今井は「初戦の緊張感もあったが、前半の1本目のトライを簡単に取って気の緩みが出た。自分たちのラグビーが完璧には出来なかったが、花園で1勝出来たことは良かった」。

 平均体重85・8キロと比較的軽量なFW陣が奮闘し、勝田宗頼監督も「今日はFW陣の頑張りに尽きる」と振り返った。

 都大会の国学院久我山との決勝戦では19-19と引き分け、くじ引き抽選で花園の切符を獲得した。同じ練習グラウンドでは、明大の学生も練習して刺激を受けている。明大(関東対抗戦3位)は今月11日の全国大学選手権3回戦で京産大(関西3位)に敗れた。今井は「先輩たちの分まで花園で大暴れしたい。目の前の試合を勝つだけです」と気合を入れた。

 30日の2回戦では新潟工(新潟)と対戦する。