創部4年目の北陸学院、初の4強入り「大きな財産」

北陸学院の小室悠太郞主将(中央)がシュートする

<全国高校バスケット選抜優勝大会:北陸学院80-65土浦日大>◇第5日◇27日◇男子準々決勝◇東京体育館

 創部4年目の北陸学院(石川)が昨年準優勝の土浦日大(茨城)を下し、初の4強入りだ。相手のエース杉本天昇(3年)対策として、顔の近くまで手を伸ばしてシュートをチェックすることを徹底した。

 攻撃陣では、2年生エースの大倉颯太と小室悠太郎主将(3年)がシュートを決めてリズムをつかんだ。「総体はベスト8。今回はベスト4を目標にして、それを達成できた。大きな財産になると思う」。浜屋史篤コーチ(28)は胸を張る。選手は日本人ばかり。「他の3チームにいる外国人留学生に負けないところを見せたい」と浜屋コーチは強調していた。