盛岡誠桜、フルセットに力尽く 国体勝利もミス連発

試合に敗れ、観客席へとあいさつする右から盛岡誠桜・佐々木遥主将、渡辺、佐々木海

<バレーボール・全日本高校選手権:川崎橘2-1盛岡誠桜>◇女子1回戦◇4日◇東京体育館

 盛岡誠桜(岩手)はフルセットの熱戦の末、涙をのんだ。

 昨年の国体で勝利した相手にミスを連発。第1セットを落としたのが響いた。第3セットは一進一退の攻防でジュースとするも、力尽きた。佐々木遥香主将(3年)は「国体の時は自分たちのムードが良くて勝てたんですけど。自分たちが崩れてしまった」と緊張からリズムをつかめなかったと話した。