13歳張本智和が4回戦へ わずか16分で圧勝

男子シングルス3回戦 ポイントを奪ってガッツポーズを見せる張本(撮影・山崎安昭)

<卓球:全日本選手権>◇第4日◇19日◇東京体育館

 前日のショックを振り切るような圧勝だった。張本智和(13=エリートアカデミー)が男子シングルスで4回戦進出を決めた。

 3回戦は午前10時8分開始。原田鋼業・中林滉貴(広島)を一方的に攻め立て、11-6、11-4、11-5でゲームカウント3-0のストレート勝ち。試合終了は午前10時24分とわずか16分の快勝劇だった。

 前日18日には最年少優勝が期待されていたジュニアの部で敗退。「まさか準々決勝で負けるとは」と8強で散り、号泣していた。残るは一般男子のシングルスだけとなっており、「1戦1戦頑張っていきたい」と上位進出へ気持ちを切り替えていた。

 4日目は午後に男子ダブルス3回戦と4回戦、男子シングルスの4回戦が行われる。