宇野昌磨、初100点超え「まとまった演技できた」

男子SPの演技を見せる宇野(撮影・山崎安昭)

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇17日◇韓国・江陵◇男子ショートプログラム(SP)

 宇野昌磨(19=中京大)が自身初となる100点超えを記録し、100・28点の2位で好発進した。

 演技前に米国の17歳チェンが、国際スケート連盟公認大会で史上3人目の3桁得点を記録。宇野は4人目となり「100点という点数を超えた。3桁がうれしい。まとまった演技ができた」と笑顔を見せた。

 冒頭の4回転フリップは着氷時にバランスを崩しながらも成功。キーポイントだった4回転-3回転の連続トーループも決めた。演技後は樋口美穂子コーチと抱き合って喜びを表現。自身3つ目の4回転ジャンプとなるループに挑む19日のフリーへ、最高のスタートを切った。