本郷理華「自信持って臨めた」連続技転倒もSP2位

フィギュア女子ショートプログラム 演技後、観客の声援に笑顔で応える本郷(撮影・山崎賢人)

<札幌冬季アジア大会:フィギュアスケート>◇23日◇札幌・北海道立真駒内公園屋内競技場◇女子ショートプログラム(SP)

 女子SPで、本郷理華(20=邦和スポーツランド)が60・98点で2位につけた。

 「思い切りいこう」と勢いよく滑り出し、最初の3回転フリップを成功。3回転トーループの連続技の2本目で転倒したが、「カルミナ・ブラーナ」の重厚な音楽に合わせ最後まで躍動感あふれる演技をみせた。

 今季はジャンプのミスが重なり、ノーミスの演技ができていない。それでも「あまり不安は無かった。自信を持って臨めた。それでも転倒したので悔しい」と手応えをつかんだ様子だった。

 前日22日に坂本花織(17=神戸ク)がインフルエンザで欠場となり、日本女子は本郷1人。25日のフリーに向け「いい結果を残したい」と意気込んだ。