リオ銅の羽根田卓也が圧倒V3「ほっとしています」

準決勝で果敢にゲートを攻める羽根田卓也

<カヌー:スラローム日本選手権兼NHK杯全日本競技大会>◇9日◇富山・井田川カヌー競技場

 カヌーのスラローム日本選手権兼NHK杯全日本競技大会は9日、富山・井田川カヌー競技場で行われ、男子カナディアンシングルではリオデジャネイロ五輪で日本人として同競技で初のメダルとなる銅メダルを獲得した羽根田卓也(29=ミキハウス)が、圧倒的な強さを見せて3年連続11度目の優勝を果たした。

 準決勝はノーミスで1分43秒60で断トツのトップだった羽根田は、決勝ではさらに積極的にコースを攻め、1分40秒70と3秒近くタイムを縮めて優勝を決めた。ミスのあった2位とはポイントで70以上の差をつける優勝だった。羽根田は「スラローム界にとって特別な大会でした。優勝することができてほっとしています」と、パドルを手に11度と肌寒い井田川の岸辺で笑顔を見せた。

 カヌー連盟関係者によると昨年の同大会の取材陣に比べて、今回は大幅に増えた。「銅メダル効果です。膨大に増えました。NHKさんをのぞくと、昨年が数社で10人以下でしたが、今年は20社以上で60人以上です。本当に羽根田さんのメダルのおかげです」と破顔一笑だった。