韓国メディアも浅田真央惜しむ「悲運の引退」

バンクーバー五輪フィギュア女子 銀メダルを見つめる浅田真央(左)。右は優勝したキム・ヨナ(2010年2月25日撮影)

 現役引退を発表したフィギュアスケート女子の浅田真央について、韓国メディアは11日、2018年平昌冬季五輪への出場がかなわなかったことを残念がる声などを伝えた。

 韓国で浅田は、10年バンクーバー冬季五輪金メダリストの国民的スター、キム・ヨナさん(引退)のライバルとして知られ、存在感が大きな選手だった。韓国のテレビ局のデスクは「取材に対する礼儀正しい態度から好感を持つ記者が多かった」と話した。

 韓国紙、日刊スポーツ(電子版)は、浅田が平昌を目標にしながらその前に競技人生を終えたことを「大変残念だ」と嘆いた。「優れた技術で多くのファンを獲得したスターだった」と評価しながらも「宿命のライバル」のキム・ヨナさんをついに超えられなかったと強調した。

 スポーツ朝鮮(電子版)も「悲運の引退」との見出しの記事で、ジュニア時代に「フィギュアの天才」と呼ばれ敵なしだった浅田が、シニアではキム・ヨナさんに苦戦を強いられ続けたと競技人生を振り返った。バンクーバー後に金妍児さんに打ち勝とうと技術面で多くの試みをしたが成績は下降して果たせず、銀盤を去ることになったと伝えた。