5冠の池江「正直きつかったがある意味良かった」

競泳の世界選手権代表に選ばれた池江(前列中央)は5冠パワーにあやかろうとして男子選手が頭上に手を集めたため笑顔を見せる。前列左から長谷川、1人おいて大橋、後列左から小関、瀬戸、萩野、坂井(撮影・山崎安昭)

 日本水連は17日、世界選手権ハンガリー大会(7月、ブダペスト)代表選手、男女18人を発表した。日本選手権で女子初の5種目を制覇した池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)は都内での会見に出席した。前日16日までの日本選手権を振り返って「とりあえずレースが終わって、やっと終わったとほっとした気持ちでした。正直すごくきつかったが、記録もまあまあいいところがでていた。ある意味すごくよかったなと思う」と振り返った。

 15年同カザン大会に続く2大会連続2度目の世界選手権に向けては「去年のリオ五輪は結果が良かったのは100メートルバタフライ(5位)だけだったので」と自由形を含めて個人5種目での活躍を誓っていた。