<19年ラグビーW杯5・10運命の抽選会:下>
ラグビーの19年W杯日本大会の1次リーグ組み合わせ抽選会は今日10日、京都迎賓館で午後5時から行われる。
ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、アルゼンチンの南半球勢が4強を独占した15年W杯以降、世界のラグビー情勢は大きく変わった。優勝3回のニュージーランドは世界ランク1位をキープし、テストマッチ18連勝を記録するなど圧倒的な強さを維持しているが、一方で南アフリカは大きく後退。同ランクを7位にまで下げた。
勢いに乗るのが欧州勢だ。前日本代表エディー・ジョーンズHCが指揮するイングランドは、ニュージーランドと並び優勝候補に挙げられ、今年の欧州6カ国対抗でも優勝。こちらもテストマッチ18連勝を記録するなど、前回大会1次リーグ敗退から、息を吹き返した。また、ニュージーランド、イングランドの連勝記録をそろって止めたアイルランドも、初の第1G入りを果たし、上位進出を狙う。
過去優勝2回のオーストラリアを含め、日本はテストマッチで、第1G4カ国に勝利したことがない。目標の決勝トーナメント進出のためには、第4、5Gからの勝利は大前提として、第2Gとの対戦が鍵をにぎりそうだ。過去最高の5位まで世界ランクを上げたスコットランド、伝統国のウェールズ、フランス、そして因縁深い南アフリカ。日本の運命はいかに。(おわり)
◆抽選方法 大会に参加する20チームが5チーム×4組に分けられる。すでに出場を決めているのは、日本を含め15年大会の1次リーグで各組3位以内に入った12チーム。これらのチームが、現在の世界ランキングにより上位の1~4位が第1グループ(G)、5~8位が第2G、9~12位が第3Gに振り分けられる。残りの8チームは各地区の予選を突破したチームが入り、同じように第4G、第5Gに分けられる。抽選では1~5の各グループから1チームずつが選ばれる形で、1つの組が作られる。
◆15年大会の日本 アジア代表として第4Gから出場。世界ランク13位(当時)ながら初戦で同3位の南アフリカを34-32で破り、歴史的大金星を挙げた。第2戦は初戦の疲労からミスが目立ち、第3Gのスコットランドに10-45で完敗。その後、第2Gのサモアを26-5、第5Gの米国を28-18で下して2連勝。南アフリカ、スコットランドと3勝1敗で並んだが、7点差以内の敗戦、4トライ以上の獲得で与えられたボーナス点の差が響き、1次リーグ敗退となった。