内村航平が決勝進出、鉄棒決勝で5つ離れ技に挑戦

あん馬で、安定感抜群の演技を披露する内村航平(撮影・浅見桂子)

<体操:世界選手権代表選考会兼全日本種目別選手権>◇第1日◇24日◇群馬・高崎アリーナ

 予選が行われ、既に世界選手権個人総合で代表となっている内村航平(28=リンガーハット)は、あん馬が14・400点、鉄棒が14・350点でそれぞれ4位と危なげなく決勝に進んだ。

 10月の世界選手権に向けて、25日の鉄棒決勝では、現ルールで最大となる5つの離れ技に挑む。「離れ技は鉄棒の醍醐味(だいごみ)。5つ入れても安定感は変わりません、というところを見せていきたい」と意図を語った。「練習でようやく安定してきた。まだ百発百中ではないので、思いきってやるしかない」と話した。