復活Vで凱旋帰国の奥原希望「五輪以上」の進化実感

バドミントンのオーストラリアOPで3種目を制した日本代表が帰国。左から女子シングルス準優勝の山口、優勝の奥原、女子ダブルス優勝の松友、高橋組、男子ダブルス優勝の園田、嘉村組

 バドミントンのスーパーシリーズ、オーストラリア・オープンの女子シングルスで優勝したリオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(22=日本ユニシス)が「五輪超え」を実感した。

 26日、羽田空港に帰国。五輪後から苦しんだ右肩痛を克服しての優勝に「五輪時に動きも感覚も戻ってきたし、五輪以上のパフォーマンスが出ている部分もある」と、より攻撃的なスタイルへの進化に手応えを得た。当面の目標は8月21日開幕の世界選手権(スコットランド)。「誰が勝ってもおかしくない。日本選手も強いので切磋琢磨(せっさたくま)してレベルを上げていきたい」と、日本人初の優勝を見据えた。