「世界のヤマシタ」が、2020年東京五輪の顔になった。日本オリンピック委員会(JOC)は4日、東京都内で臨時理事会を開いて役員を改選。選手強化本部長に、山下泰裕・全日本柔道連盟会長(60)の起用を決めた。重責を担う山下氏は「ロスの金メダリストだし、私が言えば重みが違うということ」と起用の理由を自ら解説。「JOCの総力をあげて大会を成功させる。私も燃え尽きる覚悟でやる」と話した。
JOCは東京五輪に向けて「金メダル数世界3位」の目標を掲げるが、山下氏は「各競技団体から情報を集め、正確な数字を出していきたい」と慎重。7カ月後に迫った平昌五輪についても「活躍が東京五輪につながる」とした。「みんなが元気に仕事をするためには私自身が元気でないと」と、毎日の運動で体重も130キロ近くから113キロまで減量。スリムな「世界のヤマシタ」が、日本スポーツの強化を引っ張る。