渡辺一平「余力ある」小関とともに200平決勝進出

200メートル平泳ぎで準決勝を突破した渡辺一平(ロイター)

<水泳:世界選手権>◇27日◇ブダペスト◇男子200メートル平泳ぎ準決勝

 同種目の世界記録保持者、渡辺一平(20=早大)と、リオデジャネイロ五輪代表の小関也朱篤(25=ミキハウス)がともに決勝進出した。

 小関は2分07秒80で全体4位、渡辺は2分07秒44で全体2位だった。

 小関は「8割くらいです。予選がだいぶ流しちゃったんで、ちょっと不安はあったんですけど、コーチやトレーナーの方の的確なアドバイスがあった。力になったと思います。自分のレースをしないとメダルは厳しいと思うので、ひとりで泳いでいる感覚のようなレースをしたい」と話した。

 渡辺は「朝の感覚とタイムが一致していた。隣がチュプコフだったので準決勝もレベルの高いタイムが必要かなと思っていた。(1位の)チュプコフのタイムは驚異ではあるんですけど、僕は感覚よりはいいタイムで来られているし、まだ余力もある。僕らしい伸びやかないい泳ぎが出来たのかなという気持ちはあるんですけど、それ以上に納得のタイムだった」と手応えを語った。