女子ラグビーW杯代表 男子より先に「8強」誓う

ラグビー女子日本代表

 ラグビー界の新たな歴史を築く-。日本ラグビー協会は30日、都内でW杯アイルランド大会(8月9日開幕)の女子日本代表28人を発表し、フッカー斉藤聖奈主将(25=PEARLS)が8強入りを誓った。

 4大会15年ぶりに出場する世界ランキング14位の日本は、1次リーグで同4位のフランスなどの強豪と対戦する。過去W杯2勝の日本にとって厳しい戦いが予想されるが、斉藤は「男子には15年W杯で感動と希望をもらった。次は私たちが必ずベスト8を達成して、19年W杯に良いバトンをつなぎたい」と宣言した。

 「ONE TEAM」を合言葉に、6月の欧州遠征ではアイルランド選抜に2点差で惜敗。今月の国内合宿では接戦で勝つための「後半ラスト10分」を想定した攻守の練習に励んできた。特に初戦のフランス戦をポイントに挙げ、有水ヘッドコーチは選手にフランス国歌「ラマルセイエーズ」の和訳を共有。同曲はフランス革命で外国と戦う兵士を鼓舞するための革命歌で「血」や「死」などの詩が並ぶ。「相手は試合直前にこの国歌を歌って我々と戦う。格上相手にそれ以上の気持ちを持って戦うことが重要」と強調。斉藤も「私たちも命懸けの気持ちで戦う。勝利という結果で日本国中を驚かせたい」。サクラフィフティーンの進化が問われる戦いが間もなく始まる。【峯岸佑樹】