萩野公介、涙の世界選手権から逆襲へ気持ち切り替え

ユニバーシアード競泳日本代表の萩野(右)は平井監督からアドバイスを受ける(撮影・山崎安昭)

 競泳のユニバーシアード大会(19日開幕、台北)代表は11日、都内で練習を公開した。

 エース萩野公介(22=ブリヂストン)は個人メドレー、背泳ぎなど、国内外を含め、自身最多8種目に出場する。日本選手団の主将を務めることもあり「最終日までしっかり泳ぎきりたい」と、自ら結果を出して日本チームを引っ張る決意は強い。

 先月の世界選手権では200メートル個人メドレーは銀も、昨年リオ五輪金メダルの400メートル個人メドレーでは6位に終わった。大会途中から不振で、涙を流す場面もあった。「悔しい経験ができたのはいいこと。これから何をするかが大事」と気持ちはすでに切り替わっている。3年後の東京五輪金メダルへの逆襲が、ユニバから始まる。