NHLの平昌五輪不参加は「気の毒」とバッハ会長

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は15日、北米プロアイスホッケーNHLのチームに所属する選手が来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪に出場できない見通しとなっていることについて「選手を気の毒に思う。少なくともいくつかのチームのオーナーが五輪を目指す選手を認め、彼らを出場させることを願う」と語った。

 NHLは1998年長野五輪からシーズンを中断して北米や欧州のトップ選手の五輪出場に協力してきたが、経済的損失などの懸念から4月に平昌五輪期間中の中断拒否を発表。一部選手は反発していたがキャピタルズのスター、オベチキン選手(ロシア)は今月14日に参加断念を表明した。