大坂なおみ1回戦でケルバーに完敗 東レ・パンパシ

1回戦敗退でぼうぜんとする大坂なおみ(撮影・足立雅史)

 世界ランク44位で昨年準優勝の大坂なおみ(19=日清食品)は、元世界1位で第7シードのアンゲリク・ケルバー(29=ドイツ)に3-6、4-6のストレートで敗れた。

 第1セットは1ゲーム目を取るも波に乗れず。第2セット序盤は、3連続でゲームを奪うなど、大坂のペースで試合が運ぶ。しかし、4-2とリードして迎えた7ゲーム目から一気にケルバーに主導権を握られ、3連続でゲームを落として敗れた。「試合の最後の方で、ショットが良くなかった理由はまだ分からない」と悔しさをにじませた。

 ケルバーとは8月29日の全米オープン1回戦でも対戦していて、約3週間空いての再戦となった。全米オープンでは6-3、6-1で大坂が勝利している。この試合では元世界1位を相手に2連勝を狙うも、届かなかった。