関学大が伝統の「関京戦」制す、高松祥生が先制TD

第2Q、相手ディフェンスに突進しTDを決める関学大RB高松祥生(撮影・上田博志)

 2連覇を狙う関学大が京大を下し、伝統の「関京戦」を制した。

 0-0の第1クオーター(Q)終了間際、パントを狙った京大が痛恨のスナップミス。第2Qの関学大はエンドゾーン前6ヤードと絶好の位置からの攻撃となり、同6秒でRB高松祥生(よしき、4年)が先制のTDランを決めた。同3分28秒にエースRB山口祐介(3年)が8ヤードTDラン、同9分1秒にQB西野航輝(3年)が5ヤードTDランを決めて試合を決めた。

 QB西野はパスの99ヤードに加え、ランでもチームトップの130ヤードを獲得し、勝利に貢献した。「初のビッグゲームで、自分がオフェンスのリズムを崩してしまったけど、TDとランでオフェンスのリズムを作り直すことができた」と話した。