ラグビートップリーグで現在白組2位のヤマハ発動機が今日30日、袋井・エコパスタジアムで今季全勝を守り、紅組2位の神戸製鋼と対戦する。リーグ戦の組こそ違えど、順位決定トーナメントに1位で通過を狙うチームにとっては大事な一戦になる。清宮克幸監督(50)は「1位通過するためにここも勝って、プレーオフでも勝つ。後半が勝負になる」と語った。
この試合を前に、負傷で長期離脱していたトライゲッターが、控えメンバーで戻ってきた。WTB中園真司(31)だ。リーグ通算トライ数でCTBマレ・サウ(29)に次いでチーム2位の30個を記録。出場すれば、左太もも裏の筋断裂を負った昨年10月29日のコカ・コーラ戦以来で、中園は「体が軽くなって動きやすいので楽しみです」と静かに闘志を燃やした。
11カ月前の大けがをきっかけに、減量に取り組んだ。足への負担を減らすためだ。カロリー計算をした昼食用の弁当を自分で作るなどし、81キロから72キロへ。結果、体のキレが増して、夏の北海道合宿で3試合6トライをマークした。だが、FB五郎丸歩(31)の復帰に伴い、ゲラード・ファンデンヒーファー(28)がWTBにコンバート。中園は開幕スタメンを逃した。その後、再び左太ももの肉離れを負い、ようやく戻ってきた今、「開幕戦に出られず悔しかった。(エコパは)W杯開催会場なので、多くの人に集まって欲しいですね」と話した。【大野祥一】