エレコム神戸快勝、ラン作戦変更が功奏 Xリーグ

エレコム神戸対アサヒビール 第2Q、エレコム神戸QB糟屋はボールを持って走り込みTDを決める(撮影・加藤哉)

 エレコム神戸が5TDを決めてアサヒビールを退け、3勝2敗とした。

 エレコム神戸は第1クオーター(Q)11分58秒、QB糟谷啓二郎からWR和田俊亮への16ヤードTDパスで先制した。第2Q4分20秒にはQB糟谷の26ヤードTDランでリードを広げると、後半にRBジョーダン・カンザリの2TDとRB長谷知視のTDで突き放した。

 当初はパスをメインにする予定だったが、雨の影響を考えてラン中心に変更した。ランではアサヒビールの116ヤードの2倍以上となる243ヤードを獲得。狩野良太ヘッドコーチは「何とか勝てて良かった。自分の役割を果たしてチームに貢献するという取り組みが少しずつできてきた」と手応えを口にした。