ドーピング対策で平昌五輪前に4000件を検査

 国際オリンピック委員会(IOC)は28日、スイスのローザンヌで主要国際競技連盟(IF)の会長らスポーツ関係者を集めた五輪サミットを開催し、ロシアの国ぐるみのドーピング問題を受けた対応策として、来年2月の平昌冬季五輪前に1800人以上、計4000件以上の検査を実施すると報告した。

 検査は既に今年4月に開始され、来年1月まで。IOCは世界反ドーピング機関(WADA)などと協力して作業部会を設置しており、冬季競技のIFや各国の反ドーピング機関に対して違反の可能性が高い競技、国籍のほか、世界ランキング20位以内や近年劇的に成績を伸ばした選手を集中的に抜き打ちで検査するよう求めているという。

 ドーピング検査の不正をなくすための新たな独立検査機関(ITA)を年明けから始動させるため、ことし12月に最初の会合を開くことも報告した。