羽生結弦、右足外側靱帯損傷でNHK杯欠場

NHK杯 大会前日、午後練習でジャンプ失敗で転倒し、再び滑り出すも顔をゆがめる羽生

 羽生結弦(22=ANA)が10日に開幕するフィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズNHK杯を欠場することを決めた。ブリアンコーチが明かした。

 羽生は9日の前日練習中に、4回転ルッツで転倒し右足首付近を負傷。その後の公式会見も欠席していた。また、負傷する前日の8日に発熱していたことも明らかになっていた。今大会の欠場によって、5連覇のかかるGPファイナル出場を逃すだけでなく、66年ぶりの連覇がかかる平昌(ピョンチャン)五輪にも影響が及ぶ可能性がある。

 日本スケート連盟は今回の負傷について「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷」と発表した。