全日本重視の五輪代表選考うれしい/小塚崇彦

平昌五輪の代表に選ばれた宮原はあいさつする(撮影・山崎安昭)

 日本スケート連盟は24日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた全日本選手権終了後、18年平昌(ピョンチャン)五輪代表9人を発表した。

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 今回の女子の代表選考は難しかった。全日本の結果、演技内容は坂本選手。ここまでの実績を評価するなら樋口選手だった。そんな中、全日本の結果が重視されたのだろう。全日本という大会が日本人選手にとって価値のある大会だということが認められ、個人的にはうれしく思う。

 樋口選手は、とても悔しいと思うが、3月の世界選手権に選ばれ、またトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦するという次の目標もある。まずは休んで気持ちを切り替え、次の挑戦へ向かってほしい。今シーズンは五輪に向けて頑張っていたので、燃え尽きて次になかなか気持ちは向いていかないかもしれないが、そんな時には周りの人たちにしっかりサポートしてもらいたい。

 羽生選手の選出は実績からみて当然と言える。なぜ選ばれたかは本人が一番分かっているだろう。彼の目標に向け、そのレベルまで戻してくれることを期待している。(10年バンクーバー五輪代表、11年世界選手権銀メダリスト)