全員が高校からラグビーを始めた若狭東(福井)が、10トライ奪っての完封勝利で30日の2回戦に駒を進めた。
前半3分に左の大外でボールを受けたSO瀬野将気(3年)が先制トライ。そこからはキックで陣地を取り、相手のミスにつけ込むなど、攻守で山形南を圧倒した。瀬野は「トライを取ることで自分たちの流れを持ってこられた。今年のチームは(ポジションの)番号にとらわれずにやっている。僕がSOで固定していると間に合わなくて、攻撃で困ることがあるので」と意外な形で生まれた先制トライを振り返った。
福井県予選の参加校は3校のみだが、18年に自県開催の国体を控える。その3校でマイクロバス1台を借りて三重や滋賀へ遠征に出かけるなど、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。朽木雅文監督(45)は「(福井県の)顧問3人とも仲が良いんです。次への挑戦権をしっかり取れたのは良かった」。花園での年越しを目標に、“初心者軍団”が大一番へと向かう。