尾道完封○トイレの神様効果で藤原主将にウンついた

尾道対岐阜工 後半、尾道FB奥平湧(中央)はゴールを決める前5 メートル ラックから持ち出し、タックルを受けながらもトライする(撮影・前田充)

 尾道(広島)が岐阜工に完封勝ちした。フランカーの藤原創主将(3年)が“トイレの神様”を味方につける。

 筑波大進学を目指し、朝練習の前に朝勉強するため、毎朝4時に起床。そして学校のトイレを掃除することが、今年の10月からほぼ日課になったという。「みんなが寝てる時間に。見られたくないんで。心を落ち着けるためです」。効果はてきめん。冷静にチームをまとめて試合を運び快勝した。それでも「チーム全体でもっとできたかな」と満足はなかった。