安城学園悲願Vならず「来年優勝を」後輩へ思い託す

決勝戦の舞台を経験した安城学園・野口(撮影・丹羽敏通)

 初優勝はならなかったが、安城学園(愛知)が来シーズンへ可能性を示した。

 センター深津彩生(2年)相沢ひかり(3年)野口さくら(2年)がゴール下で大阪桐蔭・竹原を封じると、持ち味のコート全域を使った攻撃で得点を重ねた。先発3人が2年。180センチ台の下級生も控える。上村菜々美主将(3年)は「勝ちきれなかった課題を持ち帰り、来年はぜひ優勝してほしい」と後輩に託した。