サントリーが連覇王手「今季一番」の前半で決めた

サントリー対ヤマハ発動機 後半、トライを決めるサントリーCTB村田大志(撮影・前田充)

 サントリーは見事な先制攻撃で、日本選手権とトップリーグの連覇に王手をかけた。

 前半5分に横のスペースを存分に使うパス回しから、CTB村田大志(29=早大)が先制トライを決めた。2本目のトライは同14分。フランカーのツイ・ヘンドリック(30=帝京大)SOマット・ギタウ(35=セントエドモンズ高)FB松島幸太朗(24=桐蔭学園)らが力強くゲインラインを切り、オフロードパスをつないだ。開始22分までに4トライ。ヤマハ発動機のエンジンがかかる前に、28-0とした。

 沢木敬介監督は「今季一番と言っていい、前半のいい入り方ができた」と喜んだ。ヤマハ発動機の強みのセットプレーで好きにさせず、ボールを積極的に動かし、キックも有効に使った。SH流大主将(25=帝京大)も「すごくいい前半だったと思います」と笑顔を見せた。

 決勝の相手はパナソニック。同じ顔合わせの前年度は15-10で競り勝った。沢木監督は「(パナソニックのフランカー)ポーコックらに仕事をさせない。サントリーにはサントリーのスタイルがある。パナソニックさんの穴を見つけ、弱みを突きたい」。流主将は「1年前に勝った喜び、昨年11月21日(のレギュラーシーズン)に負けた悔しさを踏まえ、1週間かけて“勝つメンタリティー”を再確認したい」と意気込みを語った。