カヌー禁止薬物の混入問題でスポーツ庁が緊急会合

各競技団体を集めた緊急会合で、問題の再発防止を訴えるスポーツ庁の鈴木大地長官(共同)

 スポーツ庁は18日、カヌー選手がライバルの飲み物に禁止薬物を混入させた問題を受けて、各競技団体などを集めて緊急会合を開いた。

 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)とともに都内で行った会合には、五輪、パラリンピックの国内競技団体や横綱日馬富士の暴行問題に揺れた日本相撲協会ら97団体156人が出席。日本カヌー連盟が問題の経緯を報告して再発防止策を示して謝罪した後、鈴木大地長官(50)が「クリーンでフェアな環境でスポーツをしてほしい」と不正根絶を訴えた。