山下泰裕氏ら「レジェンド」が語るスポーツ界の未来

山下泰裕氏(17年1月13日撮影)

 日本スポーツ界の「レジェンド」が、スポーツの未来について語り合った。東海大体育学部創設50周年記念の座談会が27日、同大湘南キャンパスで行われ、柔道元金メダリストの山下泰裕副学長(60)、プロ野球巨人軍前監督の原辰徳客員教授(59)、競泳元金メダリストの鈴木大地スポーツ庁長官(50)が出席。自身の競技人生を振り返り、スポーツ界への提言をした。

 全日本柔道連盟会長で日本オリンピック委員会(JOC)選手強化本部長も務める山下氏は「多くの国民が望む金メダルを獲得するのは大切だが、スポーツ本来の目的は人間教育」と強調し、東海大相模高、東海大で山下氏の1年後輩の原氏も「勝つことが目的になるのは当然だけれど、それが強すぎると燃え尽きなどが起きる」と話した。

 鈴木氏は「こんなすごい2人と座談会ができるなんて。就任した2年半、初めて長官になってよかったと思った」と笑わせ「中学の部活動の問題や大学スポーツの改革など、日本スポーツ界を変えていかないといけない」と集まった学生たちを前に話していた。