坂本花織、平昌へ友人の力集めて「うおのめ」撃退

007の音楽に乗ってエキシビションの演技を披露する坂本(撮影・河野匠)

 4大陸選手権女子で初出場初優勝を果たした坂本花織(17=シスメックス)が“うおのめLINE”の援軍を大歓迎した。フリーから一夜明け、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)に向けて再始動。3戦連続210点超えで自信は右肩上がりだが、右足の指にできたうおのめを懸念材料に挙げた。

 エキシビションのために会場入りしたこの日も、寒さの厳しい日本と対照的に正午の最高気温が17度。暖かくなると足がむくむため「靴に足を突っ込むのも痛い。ここまで痛いのは初めて」と大会期間中は右足踏み切りのジャンプやステップなどに苦しんだ。一方で報道を目にした日本の友人からは、無料通信アプリ「LINE」でうおのめの経験談や対処法を記したメッセージを約10通受信。SPやフリーはクッションを当てることで乗り切ったが「帰ってからやってみたい」と情報提供を生かしていく。

 病院での処置も視野に入れるが、あくまで理想は練習を続けながらの痛み防止だ。極寒とされる平昌五輪へは「寒いから(痛みは)大丈夫だと思いたい」。友の力を集め「自分は勢いとか、気合とかガッツリ系しかない。そのまま突っ走っていきたい」と団体戦からエンジン全開で滑り出す。【松本航】