にいがた妙高はね馬国体のジャンプ成年A、Bに、国体42回連続出場の清水久之(57)、複合で連覇を狙う亜久里(25)、ソチ五輪ジャンプ団体銅メダリストの礼留飛(24)の清水父子が出場した。
ジャンプ一家の清水父子は、弟礼留飛は成年Aで4位、兄亜久里は11位。父久之は成年Bで21位だった。
父久之が突然、男泣きした。「親子で出られたので、最高の国体でした」と声を詰まらせた。というのは、昨年5月に心筋梗塞に見舞われ、地元国体の出場が危ぶまれていた。医師のGOサインが出て、驚異の42回連続出場にこぎつけた。結果は21位だったが「自分の中ではよくできたと思う。アマチュアに引退はない」と言った。「私も年だから、いつ出られなくなるか分からない」。だからこそ、親子3人が出場した国体は「最高」だった。
もっとも、兄弟にとっては、ちょっぴり悔しい地元開催の国体になった。ソチ五輪ジャンプ団体の銅メダリスト弟礼留飛は成年Aで4位。「大きなジャンプをして、試合でガッツポーズしたい」とターゲットを4年後の北京五輪に絞った。「金メダルを取る」とNO・1宣言もした。複合が専門の兄亜久里は成年Aで11位。だが、得意な複合が残っている。「親子3人で出られたのは良かったけれど、出るだけではダメ。僕が(複合で)優勝して最高の国体にしたい」と言った。