伊調馨、栄氏ともに関連の至学館大「困惑している」

五輪4連覇を達成した伊調馨(右)と栄和人強化本部長(2016年8月17日撮影)

 女子レスリングで五輪4連覇を成し遂げた伊調馨(ALSOK)が、日本協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとする告発状が出された問題で、両人に関連がある至学館大は2日、「困惑している。不確かな現状では責任を持った見解を述べることは不可能」との声明を出し、記者会見などを当面は行わない意向を示した。

 伊調は旧中京女大時代の卒業生。栄強化本部長はレスリング部の監督を長年務めている。至学館大は「2人とも大切な人でさまざまな関係者が心を痛めている」とした上で「日本協会と緊密に協議をしながら対応する」としている。

 日本協会は6日にも倫理委員会を開き、双方から聞き取り調査を行うことを決める見通し。

 至学館大は五輪金メダリストの吉田沙保里(至学館大職)、小原日登美、登坂絵莉、土性沙羅(ともに東新住建)、川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)も輩出している。