北見市長「授業でカーリングを」藤沢五月らの前で涙

銅メダルを獲得した藤沢(右端)らLS北見のメンバーは涙ぐんで声を詰まらせる辻市長の様子に思わず笑ってしまう(撮影・浅水友輝)

 平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)カーリング女子で銅メダルを獲得した「LS北見」が7日、地元の北海道北見市役所を表敬訪問した。

 選手たちに職員から花束が手渡され、スキップ藤沢五月(26)は「北見の人の温かい声に支えられました」と感謝。盛り上がるカーリング熱を受けて、辻直孝市長(64)は「あくまで私案」としながら「授業などの枠組みでカーリングができないか検討している」とし、現在は市内小中高8校にとどまる授業導入が広がりそうだ。21日に祝賀パレードと報告会が予定され、当日は新設された「市民特別栄誉賞」が贈呈される。