3月9日、2018年シーズン開幕前の最後のテストとなるバルセロナ合同テスト2回目が最終日を迎え、フェラーリのキミ・ライコネンがハイパーソフトタイヤを使い1分17秒221のトップタイムで締めくくった。
連日トラブル続きでこの日もセッション開始直後にターボチャージャーに問題を抱え止まってしまったマクラーレンは、それでも午後にはパワーユニット換装を終えて走行再開。セッション終了直前にはハイパーソフトでアタックを繰り返し1分17秒784という2番手タイムを刻んでテストを切り上げた。一方で王者メルセデスAMGは6番手タイムにとどまっているが、硬いミディアムタイヤを中心としたロングランに徹し本格的なタイムアタックを行っておらず実力は隠している。
トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートリーが走行。前日と同様に予選・レースを想定したフルレース週末シミュレーションを行って156周を走破し、その中でハイパーソフトで1分18秒949の7番手タイムを記録している。最後は4日間走行し続けてきたホンダ製パワーユニットのデータに異常が見られたため、大事を取って1時間半を残して早めのテスト終了となったが、ハートリーは開幕戦に向けて良い手応えをつかんだようだ。
「今日も159周も走ることができてとてもハッピーだよ。この8日間で僕らはSTR13のパフォーマンスを大きく引き出すことができた。みんなの予想以上のものを見せることができたと思う。ルノーやハースはとても強敵だしトップ3チーム以下の残りのポイント圏内争いは熾烈(しれつ)だけど、僕らが中団グループのバトルの中にいることは間違いないね」
(米家峰起通信員)