フェラーリ・フェテル逆転V、トロロッソホンダ不発

 25日、オーストラリアGP決勝が行なわれフェラーリのセバスチャン・フェテルが3番グリッドから逆転優勝を飾った。

 レース序盤をリードしたのは予選で圧倒的な速さを見せたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンだったが、ハミルトンがピットインをした後にセーフティカーが入り、その間にピットインを済ませたフェテルがアドバンテージを得てハミルトンの前でコースに戻り逆転。メルセデスAMGはセーフティカー導入の場合も想定してフェテルとのギャップをコントロールしていたが、どうして逆転劇が起きたのか現時点では分かっていないという。

 ハミルトンはパワーユニットの温度が上昇しフルにプッシュできない状況の中で果敢にフェッテルを攻め立てていったが僅かに及ばず、フェテルが逃げ切って昨年に続き開幕戦を制した。「セーフティカーは少しラッキーだったけど、今日は本当にレースを楽しんだよ。僕はソフトタイヤの方がフィーリングが良かったし(ウルトラソフトを履いた)レース序盤はタイヤに苦しんでいたけど、セーフティカーが出ることを祈っていたんだ。そうしたらコース上に止まっているクルマがいたから、あの時はアドレナリンが吹き出したね! 本当に素晴らしい1日になったよ」

 トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーがレース序盤にトラブルに見舞われリタイア。ブレンドン・ハートリーはスタート直後の1コーナーでタイヤをロックさせて壊しピットインを強いられたことで大きく後退。そこから前の集団に追い付くことはできず、最後尾のままレースを終えた。(米家峰起通信員)