体操の安里圭亮、東京五輪へ跳馬最難度の新技開発

試合後、取材に応じる安里圭亮

 昨年世界選手権跳馬6位の安里(あさと)圭亮(24=相好ク)が28日、超高難度の新技を開発していることを明かした。

 現在跳馬におけるDスコアの最高点は6・0。安里も6・0の「リ・セグァン」を持ち技としているが、今取り組んでいるのは、その「リ・セグァン」の抱え込んで宙返りする部分を屈伸に変化したもの。さらに難度が高くなるため、もし試合で成功すれば、世界最高の技となる可能性がある。練習での成功の確率はすでに50%。安里は「(試合で)やりたいと思うが、ケガをするリスクが高い」と慎重な姿勢を示しつつ、「誰よりも早く完成させ、披露したい」と新技“アサト”誕生の野望を語った。

 この日は、「リ・セグァン」「ヨー2」を跳び、いずれも着地で乱れた。14・733点、13・633点と得点は伸びなかったが、翌29日の決勝に駒を進めた。20年東京オリンピックを跳馬1本で狙う安里にとって、今季からなるべく多くの高得点を出すことが出場への近道となる。「14・8、9以上は取っておかないと世界の選手と戦えない。五輪の権利を得るのはそれだけの点数が必要」と自らを鼓舞した。