ボッタスらフリー走行で昨年のPPタイム上回る好走

<F1:スペインGP>◇フリー走行◇11日◇モントメロ

 1回目はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスが1分18秒148、2回目はルイス・ハミルトンが1分18秒259のトップタイムを記録した。

 早くも昨年のポールポジションタイムを1秒も上回るコースレコードであり、土曜の予選ではさらなるタイムアップが期待される。ハミルトンは「コーナーごとに風向きが変わるトリッキーなコンディションだったけど、予定していたプログラムは一通りこなせた。明日に向けてやるべきことはまだいくつかあるよ」と慎重だ。

 トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが午前中のフリー走行1回目で10番手タイムを記録したが、午後の2回目はセットアップ変更が想定通りに機能せずマシンの不安定さに苦しんだ。高速のターン9でコースオフしてフロアを壊し交換作業を強いられる場面もあり、トップから2・114秒差の14番手にとどまった。ブレンドン・ハートリーは18番手。

 「フリー走行2回目ではドライブしづらい状態になってしまって、パフォーマンスを失ってしまった。ライバルたちに追い付くためには明日に向けてセットアップを見直さなければならないね。簡単なことではないけど、全てをきちんとまとめられれば10位争いは不可能ではないと思う」(ガスリー)

 前戦アゼルバイジャンGPではエネルギーマネジメントに問題があったホンダのパワーユニットだが、チームとの理解度に問題があったことが分かり、今回から運用に関するミーティングを増やして臨んだ。金曜の走行では特に問題はなく、田辺豊治テクニカルディレクターも「まだ改善の余地があるとはいえ、ハードウエアが他社より大きく劣っているとは考えていません」と語っている。(米家峰起通信員)