反則タックル食らった関学大QBは腰椎損傷と診断

6日の日大―関学大戦の第1Q、ボールを投げ終わった関学大QBの背後から、日大DLが悪質なタックルを仕掛ける(関学大提供、写真は一部加工)

 アメリカンフットボールの関学大は15日、日大との定期戦(6日)で日大選手による反則行為で選手が負傷した問題で、負傷した関学大の2年生QB選手は「第2・第3腰椎棘間靱帯(きょくかんじんたい)損傷」と診断されたと発表した。

 14日に兵庫県西宮市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた。神経に損傷は見当たらず、今後は痛みが軽減すれば練習に参加できる見通しという。

 試合は6日に都内で行われ、日大選手がパスを投げ終えて無防備な状態だった関学大の2年生QBに、背後から激しくタックルするなどした。関学大は「後遺症の可能性は極めて低いと認識している。運動はしていないが、日常生活は問題ない」と説明した。この問題で関学大は17日に再び記者会見を開く。