ラグビーW杯日本大会組織委は対応協議を開始

17年11月2日に行われた、ラグビーW杯2019日本大会の試合日程発表会

 ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)が15日、19年ワールドカップ日本大会の欧州予選で選手の代表資格に問題があったとして、9月20日の開幕戦で日本と対戦予定だった欧州代表のルーマニアの出場権を取り消し、ロシアが繰り上がると発表した。

 19年のラグビーW杯日本大会組織委員会は16日、欧州代表がルーマニアからロシアに変更となったことを受け、今後の対応について協議を始めた。島津事務総長は「購入いただいたすべてのチケットは有効ですので、まずはご安心ください。皆様が混乱することのないよう、万全の対応をしてまいります」とコメントした。ルーマニア戦のチケット購入者が希望すれば、払い戻しが行われるという。ルーマニアが1次リーグで使用する予定だった公認キャンプ地のさいたま市、東京都武蔵野市、神奈川県海老名市、いずれも共同応募の埼玉県・熊谷市、静岡県掛川市・磐田市、兵庫県淡路市・兵庫県はロシアになっても変えない方針だ。