LS北見が五輪後初国内試合で先勝「良いゲームを」

LS北見対富士急 ギブアップした富士急の小穴(左)と握手するLS北見の藤沢(中)(撮影・西塚祐司)

<全農2018パシフィックアジアカーリング選手権日本代表決定戦>◇18日◇北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホール

 女子第1戦は平昌五輪(オリンピック)銅メダルのLS北見が9-2で富士急に先勝した。五輪後、チームとして初の国内試合を第9エンド(E)のギブアップで制した。

 第2Eにスチールされて1点を献上。だが直後の第3Eに3点を奪い逆転した。力強いスイープで次々とショットを決めて、第7~9Eは連続スチールに成功した。約半年ぶりの国内大会にスキップ藤沢五月(26)は「久しぶりで観客が多いけど雰囲気が静かな感じが懐かしかった。前半はアイスリーディングが課題だったけど中盤に調整できた」と振り返った。19日は第2、3戦が行われる。「お互い良いショットを作り上げて良いゲームをしたい」と話した。